2008.09.17 Wednesday
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2007.02.24 Saturday
【490】目立たぬ機能が優れた明治書院の漢和辞典
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この辞典の出版社、明治書院がAmazonに出したスペックからすると、この辞典は、決して安くない。
親字6,600、熟語36,000、一時代前としても少ない。
これでいて、2,520円。
特に優れたところもなさそうだ。
取り上げる価値なんてあるのかと多くの人は思うかもしれない。
漢字のフォントも好きになれない。
いや、待ってほしい。
そこがこの漢和辞典の長所なのだ。
漢字好きの人でも「比」は、最近まで5画だと思っていたという話をよく聞く。
「糸」がなぜ6画なのか不思議だという人もいる。
楷書と活字である明朝体の差を知らない人は、そのように思ってしまう。
その点、この漢和辞典の明朝体は、手書きと同じく、正しい画数になるように、明朝体にある不必要な装飾を省いているのである。
よって、「比」は4画、「糸」は6画にちゃんとなっている。
ちょっと親字の字形に違和感があるかもしれないが、正しい画数を覚えるためには、一押しの漢和辞典なのである。
新釈漢和
吉田 賢抗
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2006.08.06 Sunday
【428】中学生用でもやや物足りない場合がある漢和辞典
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親字4,600、熟語28,000は、他社のものに比べると少なめだが、楽しい絵もあり、中学生にとっては、必要十分なレベルか。
ただ、中学生用としても、パソコンを使いながら、使用する漢和辞典としては、やや物足りないかもしれない。
また、価格が2,625円というのも高すぎる。
同じハンディー版の『全訳用例漢和辞典』(学研)が、熟語は28,000と同じで、親字はJIS第1第2に対応していながら、1,990円なのを考えると、食指は伸びない。
同じく学研の『漢字源』が、2,730円とほとんど変わらない金額で、親字12,600、熟語75,000なのを考えると、もっと高く感じてしまう。
もうひとつ付け加えると、中学生用を銘打っている『新解漢和辞典』が、同じ2,625円ながら、JIS第1第2に対応している。
この辞書の存在意義がわからない。
ベネッセ新修漢和辞典
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2005.09.13 Tuesday
【238】もう一つの実用漢和辞典
親字9,200、熟語24,000と、どちらも常用漢和辞典を上回り、価格も1,365円と安い。JIS第二水準漢字まで対応している。
中高年用に、大活字版もある。
JIS第2水準まで対応の漢和辞典の中でもっとも安価であることは評価できるが、1987年から改訂されていないので、ややお薦めしにくい。
私が持っていない漢和辞典の一つである。
分類上、実用漢和ということになると思うが、その中では、学習用漢和辞典に近いものである。
新修 漢和広辞典
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